オリヅルランの種類図鑑|人気品種、それぞれの特徴は?
2023/8/11
真っすぐに伸びた葉が涼しげでスタイリッシュな雰囲気のオリヅルランは、乾燥に強く、丈夫で育てやすいことから、人気の観葉植物のひとつです。
そこで今回は、オリヅルランの種類について詳しく紹介します。人気品種や希少な品種までそれぞれの特徴も合わせて紹介するので、ぜひ、お気に入りのオリヅルランを見つけてみてくださいね。
オリヅルランはどんな観葉植物?
Photo by kayopayoさん@GreenSnap
オリヅルランは、キジカクシ科(ユリ科)オリヅルラン属に属する植物で、アフリカ南部、インドが原産の植物です。細長い真っすぐな葉は、下向きに垂れ下がるようにして伸びており、「ランナー」と呼ばれる細長い茎の先に子株や小さな白い花を咲かせて成長していきます。このランナーが折り鶴のように見えることが名前の由来だといわれていますよ。
また、オリヅルランは、乾燥に強く丈夫で育てやすい植物のため、植物を初めて育てる方にもおすすめです。
オリヅルランにはどんな種類がある?
オリヅルランは、世界で約200種類あるといわれています。その中でも国内で流通しているのはごく一部で、日本で手に入るのは10種類未満です。ちなみに、NASAの研究では、空気中のホルムアルデヒドをオリヅルランの葉が吸着し、空気をきれいにしてくれる効果もあるといわれています。
オリヅルランの種類
オリヅルラン・ボニー
Photo by まゆりすとさん@GreenSnap
オリヅルラン・ボニーは、くるんとカールした葉の真ん中に白いラインが入っている美しいオリヅルランです。丈夫で育てやすく、繁殖力も強いため、室内でも元気に成長します。ハンキングにして飾ったり、寄せ植えにして飾るのがおすすめです。
ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭)
Photo by Aerithさん@GreenSnap
ソトフオリヅルランは、葉の縁に白い斑が入るオリヅルランです。オリヅルランの代表的な品種で、寒さや乾燥に強く、やや硬い葉は下に垂れさがるように伸びます。ちなみに、ソトフオリヅルランは、ランナーが出やすい種類のため、たくさんの子株をつけて成長していきますよ。
ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)
Photo by 越智小保礼さん@GreenSnap
ナカオリヅルランは、葉の中心にクリーム色の斑がみられるオリヅルランです。ほかの種類に比べると葉中央の斑の部分が広く、葉が柔らかいのが特徴で、オリヅルランの中でも人気の高い品種です。
アオオリヅルラン
Photo by fiorenteさん@GreenSnap
アオオリヅルランは、緑の葉に斑がほとんど入っていないオリヅルランです。緑の細長い葉が特徴で、市場になかなか出回らない希少品種です。また、白い斑が入るオリヅルランよりも、斑の入らない緑葉種のほうが、丈夫で寒さに強い傾向があります。
シャムオリヅルラン
Photo by グラウカさん@GreenSnap
シャムオリヅルランは、ほか品種と比べても小ぶりなオリヅルランです。オリヅルランのなかでも小さく、やや葉が短いため飾るスペースがない方にもおすすめです。また、シャムオリヅルランは、ランナーを出さない品種でもありますよ。
オリヅルランの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
オリヅルランは、種類によって葉に斑入りのものや葉がカールしているものなど、いろんな種類があります。丈夫で育てやすいオリヅルランをこの機会にぜひ、育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnapSTOREでは、さまざまな種類のオリヅルランを扱っています。ぜひ、お気に入りのオリヅルランを見つけてみてくださいね。