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【唐辛子の種類】日本の家庭でよく栽培される美味しい品種はどれ?

2025/7/17

ピーマンやパプリカも実は唐辛子の仲間で、どれもナス科トウガラシ属に分類されます。とうがらしの収穫時期は夏から秋頃で、家庭菜園やプランターでも栽培できるため、初めて植物を育てる方でもチャレンジしやすいです。そんな唐辛子の代表的な品種を詳しくご紹介します。

唐辛子にはどんな種類がある?

唐辛子には、世界中でおよそ3,000種類以上もの品種があるといわれています。食用のほか、観賞用の品種までも存在します。

食用の唐辛子には、ほとんど辛みを感じない甘口タイプから、ひと口で火を吹くような激辛タイプまで、さまざまな辛さの品種があります。また、実は一般的な赤色だけでなく、緑、オレンジ、黄色などが存在し、見た目のちがいも大きいです。

このように多種多様な唐辛子がありますが、日本の一般家庭(家庭菜園)でよく栽培されるものはそんなに多くありません。ここでは、日本でよく栽培される人気の食用とうがらしの種類・品種についてみていきましょう。

唐辛子の種類・品種一覧【早見表】

種類 特徴・用途 辛さの目安
鷹の爪 日本の定番。乾燥させて炒め物や漬物など幅広く活用。 ★★★★☆
島唐辛子 沖縄原産の小粒で激辛な唐辛子。 ★★★★★
伏見甘長 甘口で辛くない。焼き野菜や炒め物にぴったり。
万願寺とうがらし 肉厚でボリューム感あり。京野菜としても知られる甘口タイプ。
ハラペーニョ メキシコ原産の中型唐辛子。ピクルスやタバスコに使われる。 ★★★★☆
韓国とうがらし 程よい辛さと甘みのバランス。キムチや炒め物に最適。 ★★★☆☆

日本でよく栽培されるとうがらしは、上の表の通りです。次に、これらの品種を詳しく説明します。

唐辛子の種類・品種

鷹の爪

鷹の爪(タカノツメ)Photo by MIさん@GreenSnap

鷹の爪は、日本の家庭で最もよく見かける代表的な唐辛子のひとつです。実が短くて先がやや曲がっており、その形が鷹の爪に似ていることから名付けられました。

乾燥させて保存がきき、パスタや炒め物、漬物など幅広い料理に使えるため、常備しておくととても便利です。比較的育てやすく、鉢植えでも栽培できます。

伏見甘長

伏見とうがらし

Photo by チャコにゃんさん@GreenSnap

伏見甘長は京都の伝統野菜のひとつで、細長く、柔らかく、辛みがないのが特徴です。

甘くて食べやすく、焼いたり炒めたりして使うのに最適で、お子さんのいる家庭にも人気があります。草丈もコンパクトで、プランターでも育てやすいため家庭菜園にぴったりです。

万願寺とうがらし

万願寺とうがらし

Photo by LiLiCoさん@GreenSnap

万願寺とうがらしは、伏見甘長よりもさらに大きく肉厚な甘口の唐辛子で、「京野菜」としても知られています。ほんのりとした甘みとボリュームがあり、焼き物や煮びたしなどに使うと食べごたえがあります。見た目も美しく、観賞用としても楽しめます。

島唐辛子

唐辛子の種類 島唐辛子

沖縄で親しまれている島唐辛子は、とても辛味が強いことで知られています。

実は小さくて丸みがあり、泡盛に漬け込んで「コーレーグース」と呼ばれる調味料にしたり、沖縄料理のアクセントとして使われます。強い日差しや高温に強いため、温暖な地域での栽培に向いています。

ハラペーニョ

ハラペーニョPhoto by GOOSさん@GreenSnap

ハラペーニョは、メキシコ原産の唐辛子。濃い緑色をした実は、肉厚な食感でフルーティーな香りが特徴的です。日本では、タバスコやサルサソースによく使用されています。

日本以外原産ですが、近年の激辛ブームで家庭菜園用の種や苗も流通していることもあります。

韓国とうがらし

韓国とうがらし

Photo by かぶれちゃんさん@GreenSnap

韓国とうがらしは、韓国で代表的な唐辛子。日本の鷹の爪よりも肉厚で大きいのが特徴で、辛味の中にもうま味や甘味があり、韓国ではお馴染みのキムチやコチュジャンにぴったりです。

家庭菜園でも育てやすいため、韓国とうがらしを栽培して自家製のキムチをつくってみてはいかがでしょうか。

おいしい唐辛子の種類はたくさん♪

たくさんの種類がある唐辛子は、種類によって色や大きさ、辛さもさまざまです。唐辛子を家庭菜園で育てれば虫よけ効果もあるため、他の植物と一緒に育ててみてはいかがでしょうか。

GreenSnapSTOREでは、唐辛子や鷹の爪が選べるセットのほか、さまざまな植物を取り扱っています。

人気植物から珍しい植物まで幅広い種類があり、初めての方でも安心できる無料の育て方相談サービスもあるので、ぜひこの機会にGreenSnapSTOREをチェックしてみてくださいね。