【カンナの花言葉】意味や特徴は?赤いカンナはプレゼントに不向きってホント?
2023/7/27
赤や黄色の花をつけ南国のような雰囲気のあるカンナには、ポジティブな花言葉がついていますが、赤いカンナには怖い花言葉がついています。
今回はカンナの花言葉についてご紹介します。フラワーギフトにカンナを検討中の方は、最後までしっかりチェックしてください。
カンナの花言葉
Photo by にこちゃんさん@GreenSnap
カンナの花言葉は「情熱」「快活」「妄想」です。
「情熱」「快活」は、どれだけ暑い夏でも鮮やかな花をつけることにちなんでいます。「妄想」の理由は定かではないものの、幻想的な花の特徴にちなんでいるといわれています。暑さで気持ちが折れそうなときでも美しい花を咲かせるカンナに、幻を見ているような気分だったのかもしれません。
カンナの色ごとの花言葉
カンナは色鮮やかな花を咲かせますが、赤と黄色にはそれぞれに花言葉がついています。ここでは2色についた花言葉をご紹介します。
赤いカンナの花言葉
赤いカンナの花言葉は「堅実な末路」「堅実な最期」です。
どちらも"しっかり"といった意味の"堅実"がついています。しかし、"末路"や"最期"といった言葉がついているため、あまりよいイメージはありません。これらがついた理由は定かではありませんが、怖いイメージを与えてしまうため、フラワーギフトに選ぶのは避けましょう。
黄色いカンナの花言葉
黄色いカンナの花言葉は「長続き」「永遠」です。いつも美しい花を咲かせるカンナの特徴にちなんでいるといわれています。カンナとはどんな花?
Photo by oueさん@GreenSnap
カンナはカンナ科ダンドク属(カンナ属)に属する多年草の植物です。耐暑性は高いですが、耐寒性は低い傾向にあります。開花時期は6~10月中旬で、草丈は40~160cmにまで育ちます。現在流通する品種の多くは、1850年頃を境にアメリカやフランス、イタリアなどで原種を交配して生まれたものといわれています。
初心者でも育てやすい植物なので、鉢花としても人気があります。日本で地植えとして育てる場合は、温度変化に気を付けながら育てることが大切です。
カンナはお祝いのプレゼントにもおすすめ
色とりどりの花をつけるカンナは、お祝いのプレゼントにもおすすめです。ここではとくにおすすめのお祝いシーンを2つご紹介します。
開業・開店祝い
カンナは開業・開店祝いのプレゼントにおすすめです。とくに黄色いカンナには「長続き」や「永遠」といった花言葉がついているので、商売繁盛や末永く営業できることを祈る贈り主の気持ちが伝わるでしょう。
ただし、開業・開店祝いに植物を贈るときはそのサイズに注意しましょう。あまりに大きなサイズだと、置き場所に困るほか、管理しにくく迷惑がられる可能性があります。
心を込めたギフトにするときは、お相手の環境や空間にあわせたサイズを選びましょう。なお、開業・開店祝いで植物を贈るときの相場は10,000~20,000円前後といわれています。あまり高価なものだと気を遣わせてしまう場合もあるので、安く見えず失礼のない価格のものを選びましょう。
結婚記念日
結婚記念日のプレゼントにもカンナはおすすめです。「情熱」といった花言葉があるので、心の奥に眠るお相手への気持ちをカンナに乗せて伝えられるでしょう。
とくに黄色いカンナには「永遠」といった花言葉があるので、「いつまでもこの情熱は変わらないよ」といったまっすぐな気持ちを伝えられます。花束や鉢花のほか、枯れても楽しめるブーケなど、アレンジしたものを贈るのもすてきですよ。
カンナの花言葉を贈ろう♪
今回はカンナの花言葉をご紹介しました。赤いカンナの花言葉はネガティブなイメージが強いため、贈り物に選ぶのは控えましょう。なお、赤いカンナだけでなく、黄色いカンナやユリ、スズランやカスミソウなど、さまざまな花をあわせて花束やブーケにすると、花言葉を心配する必要がありません。
すてきなフラワーギフトを贈りたい方は、アレンジしたものを選んだりメッセージカードを添えたりするなど、一工夫加えるとよいでしょう。