【椿(カメリア)の花言葉】怖い意味もある？縁起の悪い花って本当？
2023/3/24
赤やピンクなどの美しい色を楽しめるツバキ(カメリア)には、その特徴に沿った花言葉がついています。今回は椿の花言葉と特徴、プレゼントにおすすめのお祝いシーンについてご紹介します。
椿(カメリア)の花言葉
ツバキの花言葉は「控えめな優しさ」「控えめなすばらしさ」「誇り」です。ツバキには香りがないものの、その圧倒的な存在感やエレガントさからつけられたとされています。
なお、花の色によっても、それぞれの花言葉があるので、プレゼントに選ぶならお相手のイメージに沿ったものを選ぶとハイセンスなギフトになるでしょう。
椿(カメリア)の色ごとの花言葉
椿にはその花の色によってさまざまな花言葉がついています。
赤い椿
赤いツバキの花言葉は「控えめなすばらしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」です。共通した花言葉がついている理由から選ばれたとされています。椿と言えばの定番色なので、プレゼントにも選ばれやすいカラーです。
ピンクの椿
ピンクのツバキの花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」です。共通の花言葉と同じ由来ですが、ピンクは赤に比べて控えめな印象があります。そんな理由から「控えめな」といった言葉がついたのでしょう。
白い椿
白いツバキの花言葉は「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」です。白は赤やピンクに比べて凜とした印象があります。そのイメージからこの花言葉がついていると考えられています。
椿(カメリア)の花言葉には怖い意味もある？
椿には「罪を犯す女」という花言葉もついています。これはフランス小説「椿姫」に登場する美しい娼婦マルグリットと、青年アルマンの恋物語が由来です。
愛し合う二人なのに娼婦だったという過去によって、別れを選ぶしかなかったマルグリットは、さみしい思いを抱えながらも覚悟を決めて、アルマンの元を離れ娼婦に戻ります。以前から患っていた肺の病により彼女がひっそりとこの世を去ったとき、アルマンはマルグリットが離れた理由を知るといった物語です。
ほかにも、花がぽろりと落ちる様子から、江戸時代では武士の間で縁起が悪いと言われていた過去もあります。
とはいえ、椿には厄除けの意味もあるので、庭先やインテリア、どこか気持ちが晴れない家族や友人へのプレゼントにしても問題はないとされています。
椿(カメリア)とはどんな花？
椿はツバキ科ツバキ属に属する常緑樹の植物です。11～4月に見頃を迎え、花持ちは3～7日とあっという間に枯れてしまう特徴があります。
別名を藪椿（ヤブツバキ）や山椿（ヤマツバキ）と呼び、日本をはじめ、台湾や長辺半島南部、中国などアジア界隈で親しまれています。
椿(カメリア)は家族や友人のプレゼントにおすすめ
椿は家族やご友人へのプレゼントにおすすめの植物です。ここではプレゼントにおすすめしたいお祝いシーンについて2つご紹介します。
母の日
母の日のプレゼントに椿はぴったりの植物です。「控えめな優しさ」「控えめなすばらしさ」「誇り」といった花言葉がついていることから、いつもそっと包み込んでくれる母親にぴったりと言えるでしょう。
椿の花言葉は、いずれも類似したものがついているので、複数の花色を織り交ぜた花束やブーケにすることで、心にも記憶にも残るギフトになるでしょう。
退職祝い
「誇り」といった花言葉をもつ椿は、いつもひたむきに努力していた方への退職祝いにもおすすめです。
なお、とっておきのお祝いごとなのに、低価格のプレゼントで済ませるのは厳禁です。失礼な印象を与えないよう10,000～15,000円の範囲から、退職を彩りで祝福するようなギフトを選びましょう。
椿(カメリア)の花言葉を贈ろう♪
椿には、その特徴に沿った花言葉がついている一方で、悲しい恋物語から怖いと感じる花言葉もあります。縁起が悪いと言われることもありますが、それらはフィクションや遠い昔の話であり、深く気にしなくても良いでしょう。
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