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【サボテンが枯れる原因】茶色や黄色くなるのは根腐れ?復活できる?

2024/1/31

生命力が強いといわれるサボテンでも、間違った水やりや置き場所で育てると枯れることもあります。とくにサボテンは過湿状態が苦手。根腐れで失敗する人も多いのが事実です。

この記事ではサボテンが枯れる原因を症状別にご紹介しています。復活方法も解説しているので、サボテンに不調が起きているかたはぜひ参考にしてみてください。

サボテンが枯れる原因は「根腐れ」だけじゃない!

サボテン 根腐れ 枯れる原因

Photo by ほーりー3479さん@GreenSnap

根本が茶色や黄色に変色したら→根腐れが原因

サボテンの根本が茶色や黄色に変色するような状態になった場合、根腐れが原因で枯れかかっている証拠です。

根腐れは過剰な水やりや、長年植え替えないままの排水性の悪い土、冬の水やりが原因でも起こります。この状態をそのままにしておくと、サボテンは最終的には枯死に至る可能性が高いです。

葉先が黄色く変色したら→葉焼けが原因

サボテンの葉先が黄色く変色するような状態になった場合、葉焼けが原因で枯れかかっています。

葉焼けはとくに夏の直射日光に長時間さらされることや、肥料の与え過ぎが原因で起こります。この状態をそのままにしておくと、サボテンがうまく光合成できなくなり、重度の場合は植物全体が茶色く枯れるように死んでいきます。

全体が黒っぽく変色したら→すす病が原因

サボテンが全体が黒っぽく変色するような状態になった場合、すす病にかかっている可能性が高いでしょう。

すす病はおもにカイガラムシという白い害虫の分泌物に寄生するカビが原因で起こります。この状態をそのままにしておくと、サボテンの光合成が妨げられ、成長が遅れるなどの影響が出ます。

全体に白い斑点がでたら→うどんこ病が原因

サボテンが全体に白い斑点が出たような状態になった場合、うどんこ病にかかっている可能性が高いでしょう。

うどんこ病は高湿度と温暖な環境で発生しやすいカビの一種が原因で起こります。この状態をそのままにしておくと、サボテンの葉や茎が弱り、最悪の場合は植物が枯れてしまうことがあります。

サボテンが完全に枯れる前に試したい復活方法

サボテンが弱ってしまったり、枯れかけている状態でも、適切なケアを施すことで復活させることが可能です。以下の方法を試して、サボテンを元気に戻しましょう。

新しい土に植え替えをする

サボテンを現在の鉢から取り出し、根の状態を確認しましょう。黒っぽく根腐れしている部分や、手で引っ張って簡単に抜けるような弱い根を取り除き、健康な根だけを残します。

その後、新しいサボテン用の土を用意した鉢に植え替えてください。同じ鉢に戻す場合は、鉢をキレイに洗って除菌してから使うと安心です。

水耕栽培で発根させる

根腐れしたサボテンの根を整理したら、全部なくなってしまったという場合は、まず水耕栽培で発根させてから土に植え替えるのも一つの方法です。

サボテンは水耕栽培で育つのか不安になるかもしれませんが、必要な分だけ自分で水分を吸収して効率よく回復していくので、完全に枯れていなければ白い根が出てきますよ。

症状が出た部分は胴切りをする

サボテンの葉焼けした部分は元に戻ることはありません。また、病気にかかっていたら症状が出た部分をそのままにしておくと、さらに被害が広がる可能性もあります。

そのため、症状がある部分を取り除くために、緑色の健康な部分で「胴切り」を行いましょう。詳しいやり方はこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

サボテンが枯れる前に対処して復活させよう!

サボテンが完全に枯れる前に復活方法を試してみたら、その後はこれまでの置き場所や水やり頻度を見直して、正しい方法で育てましょう。 サボテンの育て方記事も参考にしながら、復活に向けてケアしてみてくださいね。