サボテンの植え替え時期はいつ?失敗しない方法と植え方を解説
2023/7/20
今では100円均一や雑貨店などで気軽に手に入るサボテンは、インテリアグリーンとしての人気な植物です。ガーデニング初心者でも育てやすいサボテンですが、大きく育ってきたら植え替えして、育ちやすい環境を維持しましょう。
今回は、サボテンの植え替え時期と失敗しない方法、植え方を解説します。順を追って解説するので、この記事を参考にしながら植え替えしてみてくださいね。
サボテンの植え替えは「育ちやすい環境」をつくるため
Photo by 緑一色さん@GreenSnap
手軽に育てられるサボテンですが、大きく育ってきたら適度なサイズの鉢に植え替える必要があります。サボテンに限らず、植物は鉢の中に根を張り、どんどん大きく成長します。
成長するためには長い根が必要になるため、小さい鉢のままだと根が絡み、根詰まりを起こすなど成育環境に悪影響を及ぼします。サボテンが大きく育ったときは、育ったサイズにあわせた鉢に引っ越しさせ、元気に育つ環境を整えることが大切です。
サボテンの植え替え時期
サボテンの植え替え頻度は、1~2年に1回で、生育期を迎える直前である3~4月が植え替え適期です。植え替えしたあとに生育期を迎えると、株や根が受けたダメージを回復しやすいので、必ず生育期前に済ませておきましょう。
もし根詰まりが確認できたら、9~10月頃に植え替えしても問題ありません。しかし、3~4月以外に植え替えると、成長が止まっているタイミングで枯れる恐れがあるため、取り扱いには細心の注意を払ってください。
サボテンの植え替え方法
準備するもの
サボテンの植え替えで準備するものは以下のとおりです。
植え替えの手順
サボテンの植え替え手順は以下のとおりです。
サボテンを植え替えたら、1~2週間ほど日の当たる場所に置きましょう。この期間はサボテンが上手に給水できないタイミングなので、水やりは避けてください。
サボテンの上を指で押し、土になじんだ様子が確認できたら、たっぷりの水をあげましょう。
サボテンの植え替えについてよくある質問
サボテンの植え替え、水やりはどのタイミングでやるのがいい?
サボテンを植え替えた直後に、水やりをするのは厳禁です。植え替えから1~2週間は土にまだ根が馴染んでおらず、うまく給水できません。このタイミングでたっぷりの水を与えると、根腐れして枯れる恐れがあります。
植え替えたあとは1~2週間ほど様子を見て、根が土になじんだ様子が確認できたらたっぷりの水を与えてください。
サボテンの植え替えで失敗する原因は?
Photo by seiさん@GreenSnap
サボテンの植え替えで失敗する原因は主に3つあります。
古い根であっても、あまり切りすぎてしまうと十分に栄養や水分を吸収できなくなってしまいます。どれだけ古い根であっても、先端が根腐れしていたり枯れたりしていないものであれば、残したまま植え替えてください。
サボテンの植え替えは、基本的に生育期を迎える直前の3~4月に行うようにしましょう。この時期に植え替えれば、株や根に受けたダメージをカバーしながら成長します。
乾いた土に植え替えることから、「枯れてしまうのでは?」と不安になり、水やりする方も少なくありません。植え替え直後はまだ根が給水できる状態ではないので、1~2週間ほどあけてから水やりするよう注意しましょう。
サボテンの植え替えに挑戦してみよう!
今回は、サボテンの植え替え時期と方法を中心にご紹介しました。サボテンの成長は目に見えてわかるものではありません。しかし、だからといって植え替えせずに育て続ければ、土の中で根が絡み、給水しにくく過ごしにくい環境になってしまいます。
サボテンをのびのびと育てたい方は、この記事を参考に植え替えしてあげてくださいね。