【ユウガオの花言葉】怖い意味はある?花の特徴や由来は?
2024/3/27
夏の夕方に咲き、朝にはしぼんでしまう儚い花のユウガオは、日本で古くから親しまれ、枕草子や源氏物語にも登場します。そんなユウガオにはどのような花言葉が込められているのでしょうか。
この記事では、ユウガオの花言葉やその由来、花の特徴についてご紹介します。
ユウガオの花言葉とは?

Photo by ありもとさん@GreenSnap
ユウガオの花言葉は、「はかない恋」「夜の思い出」「魅惑の人」「罪」などです。これらは主に、ユウガオが夕方に咲いて朝にはしぼんでしまう儚さ、そして夜を彩るその姿から由来しています。
「魅惑の人」や「罪」という花言葉は、源氏物語に登場する「夕顔の君」と言う女性に由来しています。
ユウガオの花言葉には怖い意味がある?
ユウガオの花言葉のひとつに「罪」があります。ほかの花言葉と比べて少し怖い印象を与えるかもしれませんが、これは前述した通り、源氏物語に登場する「夕顔の君」という人物に由来するものであり、植物自体に怖い意味があるわけではありません。
ユウガオとはどんな花?
ユウガオは、ウリ科ユウガオ属の一年草で、つる性の植物です。開花時期は7〜9月で、白い花を咲かせます。また、秋ごろには60〜90cmほどのひょうたんのような果実を付け、この果実は生で食すことができるほか、この果実を紐状に剥いで乾燥させることでかんぴょうの原料となります。
ユウガオは何月何日の誕生花?
ユウガオの誕生花は、8月16日と8月27日です。
ユウガオの名前の由来と意味は?
ユウガオの名前は、夕方に花を咲かせることから、アサガオやヒルガオ、ヨルガオになぞって名付けられました。しかしながらユウガオは、アサガオやヒルガオ、ヨルガオの属するヒルガオ科ではなく、ウリ科に属しています。
ユウガオの花言葉を贈ろう!
ユウガオの花言葉は、儚さやその儚さからくる魅力が込められています。源氏物語のストーリーから由来する「罪」や「罪深い人」といった花言葉もあるので、贈りものにする際は、勘違いされないとようにメッセージカードを添えるとよいでしょう。