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ブルーベリーの収穫時期はいつ?品種別の目安と完熟の見分け方

2024/3/19

ブルーベリーは、甘酸っぱい実と豊富なアントシアニンが魅力の果実です。いちばん美味しく、栄養価の高い実を収穫するには、適切な収穫時期を知ることが大切!

収穫のタイミングを逃さないようにすることで、味や鮮度が良く、効率的に収穫できます。

ブルーベリーの収穫時期は?

ブルーベリー 収穫

Photo by 杜の泉さん@GreenSnap

ブルーベリーの一般的な収穫時期は、6月から8月にかけてです。ただし、地域や気候、品種によって収穫時期は異なります。日本の北部や高地では、収穫時期が遅くなる傾向にありますが、南部や平地では、早い時期から収穫が始まります。

また、品種によって早生種は6月頃、中生種は7月頃、晩生種は8月頃が収穫時期です。

ちなみにブルーベリーは、苗を植えてから3~4年目以降が本格的な収穫期になります。1年目や2年目は、まだ十分な収穫量が得られないことが多いので覚えておきましょう。

ブルーベリーの品種別の収穫時期

ブルーベリーには、大きく分けて3つの系統があります。ノーザンハイブッシュ系、サザンハイブッシュ系、ラビットアイ系はそれぞれの系統によって、収穫時期が以下のように異なります。

品種によって収穫時期が異なるため、自分が育てている品種の特性を知っておきましょう。

系統名 収穫時期 代表品種
ノーザンハイブッシュ系 7月上旬~8月上旬
  • ブルークロップ
  • ブルーレイ
  • スパータン
サザンハイブッシュ系 6月上旬~7月上旬
  • シャープブルー
  • ミシガンブルー
  • スターブルー
ラビットアイ系 8月上旬~9月上旬
  • ウッダード
  • ティフブルー
  • クライマックス

ブルーベリーの収穫時期の見分け方!完熟のサインは?

ブルーベリーの完熟サインは、果実の色と柔らかさがポイントです。

未熟な実は青みがかっていますが、完熟すると濃い紫色、品種によっては赤紫色になります。また、完熟した実は、ハリがなくなり、ふっくらとした感触になるのでつまんでみてチェックしてみましょう。

ただし、完熟のサインは品種によって多少異なります。例えば、ラビットアイ系の品種は、完熟しても実が硬めのままのものがあります。栽培品種の特徴を踏まえて、収穫適期を判断することが大切です。

ブルーベリーを収穫するときの注意点

ブルーベリーの収穫時の注意点として、朝の涼しい時間帯に収穫することが大切です。日中の暑い時間帯に収穫すると果実が傷みやすくなるので、早朝や夕方の涼しい時間を選んで収穫しましょう。

また、収穫の際は果実を直接手で触れず、枝ごと持って実を取るようにすると傷つきにくいです。ブルーベリーの実は繊細なので、つぶさないように注意しましょう。

収穫した実は、速やかに冷蔵庫で保管し、なるべく早く食べきるようにしましょう。ブルーベリーは日持ちがあまりよくないので、収穫後は早めに消費か冷凍してしまうのがおすすめです。

ブルーベリーを収穫した後にやる株の手入れ

ブルーベリーを収穫した後は、古い枝や弱った枝をカットして株の樹勢を整えましょう。ブルーベリーは結果枝(果実のなる枝)が古くなると、徐々に収量が低下します。適度な剪定を行い、新しい結果枝を育てることが大切です。

剪定の適期は、品種や地域によって異なりますが、おおむね収穫後から秋にかけてが適しています。収穫後の適切な手入れが、来シーズンの豊作につながります。

ブルーベリーの収穫時期は夏!完熟サインを見逃さずに収穫しよう!

ブルーベリーの収穫時期はだいたい夏頃ですが、鮮やかに色づいた実、柔らかくなった果実、大きくなった粒などの完熟サインを見逃さないようにしっかりチェックして、美味しいブルーベリーを収穫しましょう。