ブルーベリーを挿し木で増やしてみよう!時期と失敗しないコツは?
2024/3/19
ブルーベリーは、甘酸っぱい実が魅力的なベリー類の代表格です。自家増殖をすれば、好みの品種を低コストで効率的に増やせるのがうれしいですね。
今回は、ブルーベリーの挿し木の時期や方法、失敗しないためのコツについて詳しく解説します。
ブルーベリーを挿し木で増やせる時期は?
Photo by 紋次郎さん@GreenSnap
ブルーベリーの挿し木に適しているのは、6月下旬から8月上旬にかけてです。この時期は、新梢(その年に伸びた枝)が十分に伸びており、挿し穂として使うのに適した長さと硬さになっているので成功率も高いですよ。剪定ついでに挿し木してみるのもおすすめです。
ブルーベリーの挿し木に必要なもの
- ブルーベリー
- 剪定ばさみ
- 発根促進剤
- 市販の挿し木用の用土
- 挿し木用の3号ポリポット
- 霧吹き
ブルーベリーの挿し木の方法
- 健康な新梢を選んで先を10〜15cmほどに切り、これを挿し穂とする。
- 挿し穂の上部2〜3枚の葉を残して残りの葉は取り除く。
- 葉が大きい場合は半分に切っておく。
- 挿し穂の切り口を斜めに切り直して、発根促進剤をいれた水に2時間ほど浸ける。
- 挿し木用の用土を容器に入れ、挿し穂を深さ1/3ほどまで差し込む
- 用土の表面が乾かないように霧吹きで水やりをする
- 直射日光を避け、明るい日陰で管理する
- 用土の湿り具合を見て、必要に応じて水やりを行う
ブルーベリーの挿し木の成功率を上げるコツ
ブルーベリーの挿し木の成功率を上げるコツは、時期を守ることと、発根促進剤を使うことです。とくに発根促進剤はメネデールなどが有名ですが、簡単に使えてその後の発根率を上げることができます。
他の植物の挿し木や種まきの時にも使えるので、ひとつもっておくと重宝しますよ。
ブルーベリーの挿し木をした後について
ブルーベリーは挿し木してから1~2ヶ月ほどで、新しい葉が展開したり、枝が伸長したりし始めます。これは発根と活着のサインなので、十分に根付いたら育苗ポットか一回り大きい鉢に鉢上げし、だんだんと日当たりの良い場所に移動させていきましょう。
ブルーベリーを挿し木で増やしてみよう!
ブルーベリーの挿し木は、時期と方法を守れば、初心者でも高い成功率で増やすことができます。たくさん増やせればその分収穫量も上がるので、挿し木に挑戦してみましょう!