かっこいい黒い花14選!シックでおしゃれなガーデニングにおすすめなのは?
2022/11/28
明るくて華やかな花が多いですが、中にはかっこいい雰囲気の黒い花もあることをご存じでしょうか。寄せ植えやアレンジメントなどにアクセントとして黒い花を入れることで、存在感も抜群ですよ。
今回は大人っぽい魅力が感じられる黒い花の種類について、季節ごとに詳しくご紹介します。
初夏に咲く黒い花!
チューリップ・クイーンオブナイト
クイーンオブナイトは気品が感じられる黒い花で、一重咲きの晩生タイプです。チューリップの中でも人気がある種類で、草丈は約40〜60cmと高いので花壇には後ろの方に植えるとよいでしょう。
植え付け時期は10月中旬〜12月頃で、日当たりのよい環境でよく育ちます。 クイーンオブナイトは水切れすると花が咲かなくなってしまうので、冬の間もたっぷり水やりすることが大切です。
八重咲きペチュニア・黒真珠
黒真珠はシックな雰囲気が魅力的な八重咲きのペチュニアで、上手に管理すれば晩秋まで花が咲きます。半日以上日が当たる場所でよく育ち、日当たりが悪いと花つきが悪くなりがちです。
また、黒真珠は肥料を好むため、月に1回のペースで市販の固形肥料を施しましょう。生育旺盛なので、全体の形が乱れてきたら株元より20cmほどでカットします。
ラナンキュラス・イドリス
ラナンキュラスは明るい花色が多い印象ですが、イドリスのような大人っぽい印象の黒い花もあるんです。モロッコシリーズなので雌しべの存在感があり、他の種類とは見た目も大きく異なります。
ラナンキュラスは球根植物なので、水をやり過ぎると球根が腐ってしまうことがあるようです。そのため、土の表面が乾燥したタイミングで水やりすれば問題ありません。
カラー・ホットチョコ
ホットチョコはシックで美しい黒い花で、ユニークな花姿が特徴の多年草です。すらっとしたフォルムなので、花瓶に生ければ切り花としても楽しめますよ。その他、カラーは地植えや鉢植えでも育てることができ、暑さには強く寒い冬の時期は休眠します。
ホットチョコの植え付けは3〜4月頃に行い、花が咲き終わったら花茎を付け根辺りからカットしましょう。
観賞用トウガラシ・ブラックパール
観賞用トウガラシのブラックパールは、黒色の葉に紫色の花が咲くユニークな一年草です。実は丸く紫色から赤色へと変化し、観賞用トウガラシなので食用向きではありません。
ブラックパールはこぼれ種でも簡単に増えますが、一般的には苗から育てることが多いです。また、乾燥に弱い傾向があるので、夏場は水切れさせないようにしましょう。
タチアオイ・ブラックナイト
ブラックナイトはハイビスカスのような見た目で、スタイリッシュな印象の黒い花です。多年草で日当たりのよい環境でよく育ち、丈夫な種類なので初心者の方でも育てやすいですよ。
地植えでは水やりは特に必要ありませんが、鉢植えなら土が乾燥したらたっぷり水やりします。ブラックナイトは植え替えを嫌うため、一度植えたら移植せず育てるようにしましょう。
秋冬に咲く黒い花!
チョコレートコスモス
チョコレートコスモスは、おしゃれな雰囲気が漂う多年草の球根植物です。甘い香りを放つ黒い花で、「チョコモカ」や「ショコラ」などの品種がありますよ。チョコレートコスモスは切り花だけでなく、アレンジメントなどの脇役としても人気です。
植え付けは4〜5月頃が適期で、花が咲く春から秋にかけては一週間に1回のペースで肥料を施します。チョコレートコスモスは日当たりや水はけのよい環境を好み、暑い夏は半日陰で育てましょう。
クリスマスローズ
クリスマスローズは控えめに咲く花姿が可愛らしく、いくつもの種類があります。明るめの日陰や半日陰でよく育ちますが、直射日光は苦手です。また、クリスマスローズは肥料を好むので、春と秋頃に施すと元気よく育ってくれますよ。
赤色や白色のクリスマスローズも美しいですが、スタイリッシュな品種なら黒い花の「ブラックパール」や「ブラックスワン」などが素敵でおすすめです。
パンジー・ドラキュラシリーズ
パンジーのドラキュラシリーズはダークな色味が魅力的で、フリル咲きで独特の雰囲気が感じられます。日当たりのよい環境でよく育ち、日光が不足すると徒長しやすくなるようです。
ドラキュラシリーズは長い期間花が咲くため、定期的に追肥する必要があります。一年草なので必ず剪定が必要ではありませんが、葉がたくさんしげってきたようであれば透かし剪定するとよいでしょう。
バラ・ブラック・バカラ
ブラック・バカラは魅惑の雰囲気が漂い、最も黒いバラの一つとしても知られています。全体的に小ぶりで、枝は細く葉は小さめなので扱いやすいです。ブラック・バカラは切り花として人気がありますが、地植えや鉢植えでも育ち、うどんこ病などの病気にかかりやすいので定期的に薬剤を散布しましょう。
明るい花色のバラもすてきですが、おしゃれな雰囲気を演出したい方にはブラック・バカラがおすすめです!
ダリア・黒蝶
黒蝶はミステリアスな雰囲気が漂うダリアで、存在感が抜群の黒い花です。植え付け時期は3〜6月頃で、切り花はもちろん鉢植えや花壇などに植えて楽しめます。暑さには強いですが寒さには弱いので、鉢植えなら冬場は室内に移動させて育てるとよいです。
ダリアはアブラムシが発生しやすいため、殺虫剤を撒いて対策します。ダリアは肥料を好む植物なので、きれいな花を咲かせるためにも定期的に肥料を与えましょう。
プリムラ・オーリキュラ'ウィンチャ'
オーリキュラ'ウィンチャ'は周りが黒く中心が白いプリムラで、ユニークな花姿が特徴的です。寒さには強いですが、氷点下を下回るようであれば室内に移動させて育てましょう。明るい場所が好みなので、室内では窓際辺りで管理するとよいですよ。
プリムラを育てる際は土作りが大切で、水持ちのよい土がぴったりです。ご自分で土をミックスされる場合は、赤玉土(小粒) 6:腐葉土3:ピートモス1の割合で配合した土をおすすめします。
葉牡丹・ブラックルシアン
ブラックルシアンは黒い葉が特徴の葉牡丹で、寒くなると中心が徐々に赤くなってきます。葉は他の種類よりもやや固めで、全体的に落ち着いた印象です。ブラックルシアンはパステルカラーのパンジーやビオラなどと相性がよく、寄せ植えなどで楽しめますよ。
葉牡丹は種まきまたは苗から育てられ、種まきは7月中旬〜8月中旬、苗植えは10〜11月が適期です。弱酸性の土を好み、水はけと水持ちのよい環境でよく育ちます。
黒法師
黒法師は黒い葉が特徴的な多肉植物で、アエオニウムでもメジャーな品種です。葉はロゼット状に成長し、直射日光がよく当たる場所で育てましょう。長い間室内で育てると日照不足になるため、適度に屋外に出して育てるとよいです。
黒法師は日頃から肥料があまり必要ではないですが、元気がなければ春と秋頃に肥料を施しましょう。植え替え時期は10〜12月または3〜4月頃で、1〜2年に1度行います。
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花と言えば赤色やピンク色など明るいイメージですが、黒い花もスタイリッシュで素敵ですよ。雰囲気を変えてみたいなら、花壇などに黒い花を植えてあげるとよさそうですね。
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