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【いちごをプランターで育てるときの注意点】植え替え時期はいつ?

2024/7/4

イチゴはプランターでも簡単に育てることができる果物です。この記事では、初心者の方でも簡単に始められるイチゴのプランター栽培について、詳しくご紹介します。美味しいイチゴを自宅で収穫する喜びを、ぜひ体験してくださいね。

イチゴをプランターで育てるメリット

イチゴ

Photo by Pekoさん@GreenSnap

実は、イチゴはプランターで十分に育てられる果物です。プランター栽培のメリットは、土の管理がしやすく、病気や害虫の被害も少ないこと。

また、移動が簡単なので、日当たりや気温に合わせて最適な場所に置けるのも魅力です。初心者の方でも、ちょっとしたコツを押さえれば、甘くて美味しいイチゴを育てられますよ。

プランター栽培に適したイチゴの品種

イチゴには大きく分けて、一季なり品種と四季なり品種があります。一季なりイチゴは春に一度だけ収穫でき、四季なりイチゴは春と秋の2回収穫できます。栽培難易度は四季なりの方が高いので、初心者には一季なりがおすすめです。

分類 品種名 特徴
一季なり品種のおすすめ とちおとめ 甘みと酸味のバランスが良く、初心者にも育てやすい
紅ほっぺ 大粒で香りが強く、見た目も美しい
章姫(あきひめ) 柔らかくて多汁、濃厚な味わいが特徴

プランター栽培の準備

適切なプランターの選び方

イチゴ栽培には、深さ20cm以上、幅30cm以上のプランターを選びましょう。排水穴があることを確認し、白や薄い色のプランターを選ぶと、根の温度上昇を防げます。

用土

イチゴは水はけの良い土を好みます。市販の野菜用培養土でも問題ありませんが、赤玉土や腐葉土、バーミキュライトを混ぜるとより良い環境になります。水はけを良くするために、プランターの底には必ず軽石や鹿沼土を敷きましょう。

植え付け時期

一季なり品種は9月中旬〜10月中旬、四季なり品種は3月下旬〜4月上旬が植え付けの適期です。地域によって多少前後しますので、お住まいの地域の気候を考慮しましょう。

プランターの大きさにもよりますが、一般的に株間は20cm程度空けるのが理想的です。詰めすぎると風通しが悪くなり、病気のリスクが高まります。

置き場所・日当たり

イチゴは日光を好む植物です。プランター栽培では、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。ベランダや庭先で、一日中日が当たる場所が理想的です。ただし、真夏の強い日差しは避けたほうが良いでしょう。また、風通しが悪いと病気になりやすいので、空気の流れにも注意が必要です。冬場は寒さ対策として、日当たりの良い南向きの場所に置くのがおすすめです。

水やり

イチゴの水やりは、土の表面が乾いたら行います。特に果実の肥大期には水分が必要なので、こまめなチェックが大事になります。ただし、水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意しましょう。朝夕の涼しい時間帯に水やりをしましょう。

肥料の与え方と時期

イチゴの植え付け後1ヶ月程度は肥料は不要です。その後、月1回程度、イチゴ専用の肥料を与えましょう。花が咲き始めたら、カリ肥料を追加すると、甘みが増します。

ランナーの適切な処理方法

イチゴのランナーとは、親株から伸びる細い茎のことです。先端に子株をつけ、自然繁殖の役割を果たします。これを利用して簡単に株を増やせますが、ランナーは栄養を奪うので、基本的には取り除きます。増やしたい場合は2〜3本残し、それ以外は切除しましょう。

植え替え

イチゴは多年草のため毎年実がなる性質がありますが、連作するとだんだんと実が小さく痩せていきます。株は2〜3年で更新するのが一般的です。毎年、ランナーから新しい株を育てて植え替えると、常に元気な株で栽培できます。植え替えは9月〜11月に行い、新しい土で植え直すことで、病気の予防にもなります。

まとめ

今回紹介したポイントを押さえれば、甘くて美味しいイチゴをプランターで収穫することができます。季節ごとの管理を忘れずに、愛情を込めて育てましょう。自分で育てたイチゴの味は格別ですよ。さあ、今日からイチゴ栽培を始めてみませんか?