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バジルを水耕栽培で上手に育てる方法!失敗しないコツと注意点とは

2024/5/10

バジルは香りが良く、料理に欠かせないハーブです。水耕栽培は土を使わないため、手軽に育てられるのが魅力。

フレッシュな葉姿が魅力のバジルは、見た目にもおしゃれなキッチンハーブとして栽培できますよ。ここでは、バジルの水耕栽培の方法と管理のコツを詳しく解説します。

バジルは水耕栽培で育てられる?

バジル

Photo by カズさん@GreenSnap

バジルは乾燥を嫌う植物のため、水耕栽培に適しています。水耕栽培なら土や道具を準備する手間がなく、病害虫の心配も少ないのが利点。

さらに、バジルはとても丈夫なため、水につけておくと切り戻しただけの枝からも発根して収穫を楽しむことができます。水耕栽培では香りの良いバジルを簡単に育てられるので、初心者にもおすすめの方法です。

バジルの水耕栽培ができる時期はいつ?

バジルは種まきからも、茎を切り戻しただけの挿し穂からも水耕栽培を始めることができます。

バジルを種まきから育てる場合は、4月から5月ごろまでの暖かい時期が種まきの適期です。発芽に適した温度は20度前後なので、室内で種まきをするのがおすすめ。

収穫期は5月から10月ごろまでで、この間は日光と適度な水やりが大切です。バジルは寒さに弱く、寒くなると生長が止まります。基本的には暖かい時期に楽しめるハーブとして栽培しましょう。

バジルの水耕栽培の方法

水挿しの方法

水挿しは、バジルの茎を切り取って水に挿すだけの簡単な方法です。用意するものは、バジルの挿し穂、ペットボトルまたはガラスなどの容器、液体肥料のみ。手順は以下の通りです。

  1. バジルの茎を5cm程度残して切り取る
  2. ペットボトルの上部1/3を切り取り、下の2/3に水を入れる
  3. 切り取った茎の下の葉を取り除き、上部の葉は残す
  4. 茎の下から2〜3cmを水に浸し、ペットボトルの口に挿す
  5. 肥料液を少量加える
  6. 日光の当たる場所に置き、水が減ったら交換する

種まきの方法

バジルを種から水耕栽培で育てる場合は、スポンジを使うのがおすすめです。キッチン用などの清潔なスポンジを用いて育て始めましょう。

  1. スポンジに十字の切り込みを入れ、容器に並べる
  2. 切り込みにバジルの種を2〜3粒入れる
  3. スポンジに水を含ませ、水分の蒸発を防ぐためにトイレットペーパーで覆う
  4. 日光の当たる場所に置き、常に湿らせた状態を保つ
  5. 発芽後は肥料液を加え、根が10cm以上伸びたら水耕栽培用の容器に植え替える
  6. 20cmほど育ったら収穫しましょう

バジルの水耕栽培で失敗しないコツ!

バジルの水耕栽培では、以下の点に気をつけましょう。コツを押さえれば、誰でも簡単にバジルを育てることができます。

  • 日光を十分に当てる:バジルは暑い環境でもへっちゃらなハーブです。日光を好むので、直射日光を避けた日当たりのいい場所で管理しましょう。
  • 3日〜1週間に1度は水を交換し、常に新鮮な状態を保つ:水耕栽培では、水を清潔に保つことが大切です。毎日交換する必要はありませんが、3日〜1週間に1度程度は水を交換してやりましょう。
  • 2週間に1回程度、液体肥料を加える:水耕栽培では、水から養分が取れないため、定期的に液体肥料をやると元気に育ちます。
  • 夏場は日陰に移動し、過度の日光を避ける:バジルは暑さに強いですが、水耕栽培の場合は、直射日光に当たると水温が上昇して根が腐ってしまうことがあります。夏場の直射日光と乾燥には気をつけましょう。
  • 収穫の際は、茎の上部1/3を残して切り取る:バジルの収穫は、下の方の葉っぱを残して収穫しましょう。そうすることでたくさんのバジルを収穫することができます。

バジルの水耕栽培は注意点を守ればかんたん!

バジルは水耕栽培に適した植物。水の交換と日光さえ気をつければ、簡単においしいバジルが収穫できますよ。ぜひ水耕栽培に挑戦して、自家製バジルの魅力を味わってみてくださいね。