バコパは植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!
2024/4/10
バコパは、春と秋に白やピンクなどの小さな花を咲かせる多年草で、地面を這うようにして育つため、ハンギングバスケットやグランドカバー、寄せ植えに人気があります。そんなバコパですが、「植えてはいけない」と言われることもあるようです。
今回は、バコパを植えてはいけないと言われる理由と、上手に育てるためのポイントを解説します。
バコパを植えてはいけないといわれる理由は?

Photo by ✯*・☪:.` あたまこな .·˖*✩⡱さん@GreenSnap
暑さと寒さに弱い
バコパは、真夏の強い日差しや蒸れ、冬の寒さに弱く枯れてしまうことがあります。夏は直射日光は避けて半日陰で管理しましょう。また、梅雨などで雨が続くと根腐れして枯れてしまうことがあるので、雨の当たらない場所を選んで植え付けるとよいです。
冬は、寒冷地では霜が降りて地面が凍結しないように、株元をマルチングをするか、鉢上げをして室内で管理しましょう。
増えすぎてしまう
バコパは旺盛に成長し、放っておくと株が増えすぎて、ほかの植物の生育を妨げてしまうことがあります。
グランドカバーなどで地植えにする場合は、広がりすぎないようにブロックなどで根止めをしておくとよいです。また、花が終わったらこまめに花がら摘みをして、種をつけないようにしましょう。
病害虫の被害にあいやすい
バコパは、害虫はアブラムシやハダニなどに、病気はうどんこ病や灰色かび病などに注意が必要です。定期的に株を観察し、なるべく早く発見して、対処できるようにしましょう。
また、6月と9月頃に切り戻しをして、風通しをよくすることで病害虫の予防になります。
バコパの性質を知って栽培を楽しもう!
バコパは、暑さや寒さにやや弱い性質があり、一方で放っておくと広がりすぎてしまうこともあるようです。バコパを上手に育てるために、こまめに剪定をして、夏越し・冬越しを行うことで、バコパのかわいらしい花をより長く楽しむことができ、同時に病害虫の予防にもなりますよ。
今回紹介したポイントを抑えて、バコパの魅力を存分に楽しんでくださいね。