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もみじ(カエデ)の種類図鑑|それぞれの特徴や違い、見分け方は?

2023/4/5

もみじは秋を美しく彩る植物としても有名ですね。春や初夏には若葉や花などが楽しめるので、季節ごとに観賞できるのも魅力の一つ。庭木はもちろん、種類によっては盆栽でも楽しめるので、室内でも観賞できますよ。今回は美しいもみじの種類について、メジャーな品種から希少種まで詳しくご紹介します。

もみじ(カエデ)とはどんな樹木?

紅葉 黄色や赤色

Photo by 59・60・Mさん@GreenSnap

もみじはアジアや欧米など北半球に生息するムクロジ科の落葉高木です。秋になると葉が赤色や黄色に変化し、美しい紅葉が楽しめますね。

もみじの開花時期は種類によって違いますが、春〜初夏が多いです。紅葉ほどは目立ちませんが、かわいらしい花を咲かせますよ。多くのもみじは樹高が高く成長するため、庭木として楽しめます。

実は盆栽でも楽しめるので、室内で育てたい方にはおすすめです。 もみじは、日当たりや風通しのよい環境を好む特徴があります。日陰でも育ちますが、紅葉の発色が悪くなる傾向があるようです。

もみじ(カエデ)にはどんな種類がある?

カエデの仲間は約150品種以上あるといわれ、江戸時代にはたくさんの園芸品種が誕生したようです。 もみじとカエデはよく聞く名前ですが、見た目もよく似ていることから見分けがつかない人も多いのではないでしょうか。

ここからは、もみじとカエデの違いについて詳しく紹介します。

 

もみじとカエデの違い

もみじとカエデはどちらもムクロジ科なので、分類は同じです。

葉の見た目で見分けていて、葉の切れ込みが浅い種類をもみじ、深い種類はカエデと呼ばれています。 ただし、名前の由来はそれぞれ違い、もみじは秋に葉が紅葉することを表す「もみず」という動詞に由来しています。

一方、カエデは葉の形がカエルの手のように見えることが語源のようです。 イロハモミジやサトウカエデなどのように、名前を聞けばどちらなのかが分かりますね。

もみじ(カエデ)の種類

イロハモミジ

もみじ 紅葉

Photo by あんずぼーさん@GreenSnap

イロハモミジは、モミジの代表的な品種で知られています。

大きくなると樹高15mほどまで成長し、ゆっくりと成長することから庭木としても人気です。イロハモミジは春になるとかわいらしい花を咲かせ、一年を通して観賞が楽しめますよ。

ヤマモミジ

やまもみじ 風景

 Photo by meru♡さん@GreenSnap

ヤマモミジは、名前の通り山を中心に生息する種類のもみじです。

葉はイロハモミジよりも大きく、葉の縁がギザギザしています。ヤマモミジは、初夏になると赤い小花を咲かせますよ。

オオモミジ

おおもみじ

Photo by もみじさん@GreenSnap

オオモミジは、大きな葉が魅力的なもみじです。葉の縁には均等にギザギザが入り、他の種類とも見分けがつきやすいですよ。

オオモミジは黄色に紅葉する葉もあるようで、1本の木で色とりどりの紅葉が楽しめることもあります。

サトウカエデ

サトウカエデ

Photo by こころさん@GreenSnap

サトウカエデは、カナダの国花でも知られているもみじです。

樹液はメープルシロップの原材料として利用され、アミノ酸などの栄養価も抜群。直径約7~15cmの大きな葉はインパクトがあり、秋になると美しい紅葉が観賞できます。

イタヤカエデ

イタヤカエデ

Photo by ジムさん@GreenSnap

イタヤカエデは、分厚くて大きな葉をつけるもみじです。

葉の切れ込みが浅いので、かわいらしい印象ですね。イタヤカエデは紅葉の時期になると、葉が黄色く変化しますよ。

トウカエデ

トウカヤデ

Photo by Shinoさん@GreenSnap

トウカエデは、葉に大きな3つの切れ込みが入る種類のもみじです。

葉の表面にはやや光沢があり、春には黄色い花を咲かせますよ。トウカエデは環境の変化にも強く、初心者の方でも育てやすい種類です。

もみじ(カエデ)の種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて

もみじといえば、秋の紅葉を代表する植物。春や初夏にはかわいらしい花を咲かせるため、実は季節ごとに観賞が楽しめるんです。

GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したもみじだけでなく、人気種類や珍しい種類などもたくさん販売しています。

初心者の方でも安心して育てられるように、無料の育て方相談サービスも充実していますよ。ぜひともお気に入りのもみじを見つけてみてくださいね。