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【秋に植える野菜一覧】家庭菜園で人気の秋野菜と植える時期を紹介

2024/9/3

夏野菜の収穫のピークが終わったら、次は秋冬に収穫できる野菜を植えてみませんか?秋は気候が穏やかで、害虫の発生も少なくなるため、じつは初心者さんが家庭菜園を始めるのにおすすめの季節となっています。

この記事では、人気の秋野菜や植える時期、一緒に植えると相性のよい野菜などをご紹介します。

秋野菜を植える時期はいつ?

秋野菜

Photo by アラパンさん@GreenSnap

秋野菜を植える時期は、おおよそ8月〜11月上旬頃までの間です。気温が高すぎると発芽率が下がるため、地域によって適切な時期は異なるので注意してください。

寒冷地では葉物野菜以外は秋植えが難しいことも多いので、植えられる野菜の種類を確認してから栽培を始めましょう。

家庭菜園で育てやすい秋野菜一覧

大根

秋冬野菜の代表格である大根は、長く白い根が特徴です。種まき時期は8月中旬〜9月中旬ごろが目安で、種まきから収穫までの期間は約3ヶ月です。アブラナ科の野菜は虫に食われやすいですが、秋から育てると成功しやすいのが特徴です。初心者の方は、プランターで栽培できるミニ大根もおすすめです。

白菜

秋冬野菜の代表格である白菜は、ぎっしりと詰まったみずみずしい葉が特徴です。甘みがあり、鍋料理や漬物に最適です。種まき時期は8月下旬から9月中旬が目安で、約3ヶ月で収穫できます。初心者の方には、虫に強く育てやすいミニ白菜がおすすめです。日当たりと水はけのよい環境で育てると、上手に育ちます。

ほうれん草

ほうれん草は、ビタミンやミネラルが豊富な栄養価の高い葉物野菜です。独特の苦みと香りが特徴で、おひたしや温野菜、サラダなどで人気があります。種まきは9月中旬〜10月上旬が適期で、寒さに強い作物なので冬場も育てられます。ベランダなどでも簡単に育つため、初心者さんでも安心して育てられます。

キャベツ

キャベツは球形に密につまった葉が特徴的な野菜です。シャキシャキとした食感と爽やかな味わいが人気で、サラダや炒め物などに使われます。種まきの適期は7月下旬〜8月上旬で、種まきから収穫まで約3ヶ月かかります。初心者は早めに収穫できる早生品種から育てるのがおすすめです。

ブロッコリー

ブロッコリーは小さな花蕾が集まったユニークな形が特徴的な野菜です。花蕾部分は歯ごたえがあり、やや苦みのある風味が楽しめます。種まきの適期は7月中旬〜8月上旬で、種まきから収穫まで約3ヶ月かかります。初心者は、早めに収穫できる早生品種から育てるのがおすすめです。

ニンジン

ニンジンはオレンジ色の長い根が特徴的な野菜です。甘みと独特の香りがあり、サラダや煮物、スープなどに使われます。種まきの適期は7月上旬から8月上旬で、種まきから収穫までは約5ヶ月かかります。甘味が強いフルーツニンジンや、プランターでも栽培できるミニキャロットなど様々な品種があります。

カブ

カブは根菜と葉菜の両方が食べられる野菜です。丸い実は甘みとほんのりとした辛味がある独特の風味が楽しめます。葉は苦みが少なく、サラダや煮物にも使えます。種まきの適期は9月下旬〜10月上旬で、種まきから収穫までは約2ヶ月かかります。プランターでも栽培できるコカブもおすすめです。

チンゲンサイ

青梗菜(チンゲンサイ)は、ぽってりとした見た目が特徴の葉物野菜です。やや苦みがありますが、歯ごたえがよく風味が良いのが魅力です。種まきの適期は9月下旬〜10月上旬で、種まきから収穫までは約1ヶ月かかります。初心者でも育てやすく、1カ月ほどで収穫できるので挑戦しやすい野菜と言えるでしょう。

一緒に植えるとよい秋野菜の組み合わせは?

異なる種類の野菜を一緒に植えると、病害虫を防いだり生育を助けたりする効果があります。これを「コンパニオンプランツ」と呼びます。主な秋野菜の相性のい組み合わせは以下の通りです。

主な野菜 相性のよい野菜
キャベツ、白菜 サニーレタス、ニンジン、シュンギク、パセリ
キュウリ、カボチャ ネギ、アズキ、シソ
ナス ショウガ、ニラ、エダマメ
ニンジン コカブ、パセリ、エダマメ
コマツナ、シロナ、ノザワナ ニンジン、サニーレタス、ニラ、エダマメ

秋野菜を植える際に注意すること

秋は夏に比べて野菜作りがしやすい季節ですが、いくつか注意点があります。事前の準備と適切な世話が大切です。

夏野菜の処分をしておく

多くの夏野菜は、8月下旬までに収穫が終わります。秋まで収穫が続くナスなどの作物は残して、秋野菜を植える準備に入りましょう。秋野菜を植える前には、夏野菜の株を全て抜き取り、根も残さないよう掘り起こしておきます。その後、乾燥した株を片付けて、土を耕して野菜の残りかすを取り除き、肥料を施して土作りをしましょう。

台風対策

秋は台風シーズンでもあるため、強風や大雨に備えた対策が必要です。屋外で育てる場合は防風ネットで覆うなどして風対策を、プランターなら室内に避難させるなどの雨対策をしましょう。

水やりの頻度

秋は気温が下がるため、夏ほど頻繁な水やりは必要ありません。しかし、乾燥には注意が必要です。土の状態を確認しながら、適度な水やりを心がけましょう。

秋野菜を植えて秋も家庭菜園を楽しもう!

秋は夏に比べて野菜作りが楽しめる季節です。適切な時期に植えて、害虫に注意しながら丁寧にお手入れすることで、おいしい秋野菜を楽しむことができるでしょう。