【アスチルベの花言葉】由来や和名の意味は?プレゼントに選んでもいい?
2023/6/6
細かな花が連なって咲くアスチルベには、恋愛や自由を連想させる花言葉がついています。今回はアスチルベの花言葉とその由来についてご紹介します。
山野にも自生することの多いアスチルベは、登山者を楽しませてくれる美しい花です。登山中の豆知識としてはもちろん、大切な方へのお祝いギフトとしても合わせやすい、アスチルベについて見ていきましょう。
アスチルベの花言葉
Photo by tokkoさん@GreenSnap
アスチルベの花言葉は「恋の訪れ」「自由」「落ち着いた明るさ」「繊細」です。
「恋の訪れ」は、ちいさくたくさんのつぼみが少しずつふくらみ、ふわふわとかわいらしい花をつける特徴にちなみます。「自由」「落ち着いた明るさ」「繊細」なども、風に揺れる花の様子や特徴に由来しています。
なお、アスチルベに怖い花言葉はありません。
アスチルベとはどんな花?
Photo by Charadeさん@GreenSnap
アスチルベはユキノシタ科アスチルベ属に属する多年草の植物です、円錐形に茎を伸ばし、ピンクや白といったちいさくかわいらしい花をつけます。
開花時期は5~9月で、主に園芸品種として親しまれています。山には自生する品種も多く、登山中の客人をそっといやしてくれます。
優れた多湿性をもつことから、日本の梅雨時期にも強く根腐れの心配もありません。庭先のガーデニング用として草花を植えたい方や、ガーデニング初心者にとっても育てやすい植物です。
アスチルベの学名の意味は?
アスチルベは学名にあたりますが、これはギリシャ語で"~がない"の意味を持つ「a」と、"輝き"を意味する「stilbe」を組み合わせたものです。意味合いとしては「輝きのない」や「地味さ」などを表していて、ツヤのない花からついています。
「落ち着いた明るさ」という花言葉は、このギリシャ語の意味からついた花言葉といわれています。ちなみに、アスチルベの和名は「泡盛草」ですが、これは泡のようにふわふわとした花に通じます。沖縄を代表するお酒である「泡盛」との関連性はありません。
アスチルベはお祝いシーンのプレゼントにもおすすめ
山野に自生することも多く、また近年では品種改良によってさまざまな花が楽しめるアスチルベは、お祝いシーンのプレゼントにもおすすめです。
ここでは特におすすめのお祝いシーンを3つご紹介します。
プロポーズ
アスチルベはプロポーズにおすすめです。「恋の訪れ」といったすてきな花言葉をもつので、アスチルベにのせて大切な方へ情熱的な思いを伝えられますよ。
ただし、アスチルベは「落ち着いた明るさ」といった花言葉があり、ツヤのない花の特徴を意味しています。アスチルベだけだと誤解を与える可能性もあるので、花束やブーケなどのボリュームアップに用いると良いでしょう。
母の日・父の日
アスチルベは母の日や父の日のプレゼントにもおすすめです。カーネーションや黄色いバラなどを合わせると、エレガントなギフトになりますよ。
アスチルベは素朴な印象が強いので、脇役として取り入れつつ、ご両親のイメージに合わせて主役となる花を組み合わせることをおすすめします。
誕生日
誕生日プレゼントにもアスチルベはおすすめです。花束やブーケといったアレンジメントをよりボリュームアップさせる特徴があるので、豪華なプレゼントを渡したいときにぴったりです。
ピンクや白のちいさい花が特徴的なので、ダリアやユリ、カーネーションなど一輪でも存在感のある花を組み合わせるとすてきですよ。
なお、アスチルベの誕生花は5月12日です。5月生まれの誕生日プレゼントの候補として、視野に入れておくと良いでしょう。
アスチルベの花言葉を贈ろう♪
今回はアスチルベの花言葉とその由来についてご紹介しました。ポジティブな意味の花言葉が多くついていることから、さまざまなシーンのプレゼントとしても選びやすい植物です。
フラワーショップでは主にボリュームアップに用いられることが多いので、花束やブーケの引き立て役として選ぶと良いでしょう。今回の記事をきっかけに、ぜひアスチルベを楽しんでみてください。