【アリッサムの花言葉】由来や特徴は?スイートアリッサムとの違いは?
2024/1/9
アリッサムは、ほのかに甘い香りを漂わせる小さな花をまとめて咲かせる人気の花です。寄せ植えの名脇役としても知られ、そのほかにも花壇やハンギング、アレンジメントなど幅広い場面で使われています。
今回は、ナチュラルな雰囲気が魅力である、アリッサムの花言葉や由来についてご紹介します。
アリッサムの花言葉とは?
Photo by 花音さん@GreenSnap
アリッサムの花言葉は「美しさに優る価値」「優美」「飛躍」です。
「美しさに優る価値」「優美」という花言葉は、甘い香りの小さな花が絨毯を敷き詰めたように咲く姿に由来しているとされ、強く主張しないけれど存在感がある姿から名付けられたとされています。
「飛躍」という花言葉は、アリッサムが開花時期になるとあたり一面に力強く花を咲かせ、地面をおおい尽くすほど生長する姿に由来しています。
アリッサムはどんな花?
アリッサムは地中海沿岸〜西アジアが原産の、アブラナ科アレチナズナ属の多年草です。日本では「ニワナズナ」とも呼ばれています
学名の「Lobularia(ロブラリア)」はラテン語で「小さな欠片」を意味し、アリッサムが小さな花を多く咲かせることに由来しています。
日本では「にわなずな」とも呼ばれ、その名の通り花姿がナズナに似ています。英名の「Sweet Alyssum(スイートアリッサム)」は花の姿がアリッサム属に似ており、かつほのかな香りを放つことから名付けられました。
アリッサムとスイートアリッサムは種類が異なる?
アリッサムとスイートアリッサムは名前が似ているため混同されがちですが、厳密に言えば違う品種です。スイートアリッサムはニワナズナ属の植物ですが、アリッサムはアレチナズナ属に分類されています。
スイートアリッサムには白やピンク、紫などの様々な花色がありますが、アリッサムは黄色い花を咲かせます。アリッサムは、「宿根アリッサム」とも呼ばれ、欧米ではロックガーデンの定番植物としても有名です。
アリッサムの種類
アリッサムには、「サミット」や「サキサチレイ」などの品種があります。アリッサムと混同されがちなスイートアリッサムには黄色い花がないため、黄色い花を探している場合はアリッサムを探してみましょう。
アリッサムは何月何日の誕生花?
アリッサムは、1月12日、3月14日、3月23日、3月29日、9月24日、10月6、10月18日、11月19日の誕生花です。
アリッサムの花言葉を楽しもう!
今回は、小さな小花を敷き詰めるように花を咲かせるアリッサムの花言葉についてご紹介しました。ガーデニングの名脇役として有名なアリッサムですが、花言葉を知るとさらにその姿を楽しめますね。ぜひアリッサムの花言葉と共に、ガーデニングをお楽しみください。