【アリウムの花言葉】意味や由来は?いつの誕生花?
2023/5/27
アリウムは、まん丸としたポンポンのようなかわいいお花ですよね。そんなアリウムには、どんな花言葉がついているか知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、アリウムの花言葉の意味や由来、誕生花について詳しく紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
アリウムの花言葉

Photo by おささん@GreenSnap
アリウムの花言葉は「夫婦円満」「深い悲しみ」「正しい主張」です。
「夫婦円満」は、ふんわりと優しい雰囲気をもつことからつけられました。西洋では紫は悲しみを表す色とされており、紫のアリウムには「深い悲しみ」という花言葉がついたといわれています。
「正しい主張」は茎が真っ直ぐに空に向かって伸びる姿から名付けられました。
アリウムには、怖い意味の花言葉はついていません。ですが、ややネガティブな花言葉のため花束やフラワーアレンジメントでプレゼントするときには、注意が必要です。
アリウムとはどんな花?

Photo by tomoさん@GreenSnap
アリウムは、ヒガンバナ科ネギ属の球根植物で、開花時期は4月中旬〜6月です。アリウムは多年草ですが、日本の気候では1年しか上手く育たないこともあり、寒さには強い反面、夏の暑さには弱い特徴があります。
葉っぱのない真っ直ぐに伸びた茎の先端に小さなボール状の花が咲く姿は、ほかにはない見た目で存在感がありますよね。そんなアリウムのもこもことした花は、大きな花が1つ咲いているのではなく、1つ1つ小さな花が密集して咲いている姿が丸い形に見えています。
また、アリウムは品種が豊富にあり、花の色や形などさまざまで、丸くならない種類や彼岸花のような見た目の種類など個性的な魅力をもつ種類がたくさんあります。品種によっては、1ヶ月以上咲き続けるものもあり、丈夫で切り花にしても長持ちするため、長い期間楽しめますよ。
じつは、ネギやニンニクもアリウムの一種で、学名にはアリウムという名が入っています。品種によって背丈にも違いがあり、1m以上にもなるものから20cmと小ぶりなものもあるため、目的や場所にあった品種を選ぶのがおすすめです。
ほかの花にはない、個性的な姿や雰囲気をもつアリウムは人気が高く、切り花として利用されることが多いですが、最近ではガーデニングで楽しむ方も増えています。とくに、イングリッシュガーデンでは初夏の主役としてお庭を華やかに彩ってくれますよ。
アリウムの名前の由来
アリウムの名前は、ラテン語で「ニンニク」や「におい」という意味が由来です。アリウムは、香りがあまりしないものが多いですが、ネギ科の植物であるため茎を切るとネギのような香りがします。見た目もネギ類の花(葱坊主)に似ていることから、和名では花葱(ハナネギ)と呼ばれていますよ。
また、英名では「ジャイアントオニオン」や「フラワーオニオン」と呼ばれています。
アリウムは何月何日の誕生花?
アリウムの誕生花は、5月16日、7月23日です。
誕生花とは、生まれた月日にちなんだ花のこと。古代ギリシャやローマの時代の人々は花や木には、自然のパワーがあり、神からのメッセージを宿していると信じられてきたそうです。そういった思想から誕生花が生まれたといわれていますが、地域や考え方によって誕生花が違う場合もあります。
アリウムの花言葉を楽しもう♪
アリウムは、ポジティブな花言葉がつけられていますが、紫のアリウムにはネガティブな花言葉もあるため、贈り物にするときはメッセージカードを添えるなどしてプレゼントするのがおすすめですよ。
丸くてふわふわと優しい雰囲気で癒してくれるアリウムを楽しんでみてくださいね。