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アナベルの剪定時期や方法は?失敗しないコツと切るべき枝の見分け方

2024/5/2

アナベルは、初夏に手毬のような形をした白い花を咲かせる人気のアジサイです。そんなアナベルの花を毎年楽しむためには、その性質を知って定期的に剪定することが大切です。今回はアナベルの剪定について、時期やその方法、失敗しないコツをご紹介します。

アナベルに剪定は必要?

アナベル

Photo by ぷーさんさん@GreenSnap

アナベルは「新枝咲き」といって、春から新しく伸ばした枝に花芽をつけて花を咲かせます。そのため、剪定をせずに放っておくと株が大きくなりすぎて花つきが悪くなったり、枝が込み合って風通しが悪くなり、病気の原因となります。

株を若返らせ、毎年きれいな花を咲かせ続けるためには剪定が必要不可欠です。

アナベルの剪定時期

アナベルの剪定は、成長期の4〜8月を除けばいつでも行えます。アナベルの花芽は4月以降にできるので、遅くとも3月までには剪定を済ませておきましょう。また、雪の多い地域では、雪の重みで枝が折れないよう、11〜12月頃に剪定しておくとよいです。

アナベルの剪定方法

アナベルの剪定の方法には、弱剪定(間引き剪定)と強剪定(切り戻し)があります。

弱剪定の方法

アナベルの弱剪定は、2回に分けて行うとよいです。1回目は、花後に花だけを切り落とします。2回目は秋頃に、細い枝や古い枝を切り落として、樹形が半円になるように整えます。

弱剪定は、枝がたくさん残るので、新しく伸びる枝も増えて花数が増えます。一方で、その分栄養が分散するため、花が小ぶりになります。

強剪定の方法

株の大きさを抑えたい場合は、強剪定をしましょう。11〜12月頃に株元から2〜3節残して、枝をばっさりと切り戻します。 強剪定をすると、花数は少なくなりますが、ひとつひとつ大きな花が咲きます

アナベルの剪定で失敗しないコツ

アナベルの剪定で失敗しないコツは、必ず剪定の時期を守り、切れ味のよい剪定ハサミを使うことです。剪定時期を守らず、生育期に剪定をすると花芽を切り落としてしまって、花が咲かなくなってしまいます。また、剪定バサミは切れ味のよいものを使って、枝を潰さないように注意しましょう。

アナベルの剪定のまとめ

アナベルは、丈夫な植物なので放っておいても花を咲かせますが、剪定をすることで花数を増やしたり、大きな花を咲かせることができます。また、剪定をすることで、通気性がよくなり病気や害虫の予防にも繋がりますよ。

アナベルの剪定は、初心者でも簡単にできるので、ぜひこの記事を参考に挑戦してみてくださいね。