
ユニークな姿が魅力な「ケープバルブ」
珍奇中の珍奇として、今、話題沸騰中なのが、ケープバルブという植物です。ケープバルブとは、おもに南アフリカの旧ケープ州で自生する球根植物のことをいいます。一般的に想像される草花からは、かけ離れた姿をしていますよね。
今回はそんな珍奇植物のケープバルブから、エリオスペルマム・アフィルムをお届けします。
上に向かって伸びる角のような葉がチャームポイント
Photo by にくたまさん@GreenSnap ※写真は実際にお届けする商品とは異なります。
エリオスペルマム・アフィルムは球根から、茎を伸ばしその上に、細く伸びた角のような葉(正確には付属器・エネーション)をつけるのが特徴です。
ちっちゃなコニファーの葉のようでかわいいですよね。このかわいらしい葉をいかして、お気に入りの鉢で楽しんでくださいね。
甘い香りのお花が、花畑のように咲きます。
エリオスペルマム・アフィルムは冬型のケープバルブなので、夏の間は球根だけになって休眠します。涼しくなる夏の終わり頃から、活動をはじめ、そのときに白い花を咲かせるんです。
写真のように、葉先ひとつひとつに小さくてとっても可憐な花が、いくつも咲きます。花からは甘い香りもほのかに漂うので、楽しみに育ててみてください。
花茎が太めのアフィルム
IB10404系統のアフィルムは背が低く、花茎が太めなのが特徴です。大きくなると花茎を何本も伸ばし、花つきもよいです。
エリオスペルマム・アフィルムは冬生育型のエリオスペルマムで、付属器ではなく花茎を使って光合成を営む面白い種です。
葉っぱは子苗の間や生育期の終わり頃にひもの切れ端みたいなのをつけます。
花茎に頼っているだけに花付きはとても良く、いったん開花サイズになればあとは毎年元気に花を咲かせてくれます。
エリオクエストさんの国内実生苗を直送します。
お届けするエリオスペルマム・アフィルムは、高知県でケープバルブを生産・販売している、エリオクエストさんの国内実生苗です。
高知県は日照時間日本一。たっぷりと陽の光を浴びて、ピンと葉を伸ばしたエリオスペルマム・アフィルムを、エリオクエストさんから丁寧に梱包して直送します。
エリオスペルマム・アフィルムの育て方
Photo by にくたまさん@GreenSnap ※写真は実際にお届けする商品とは異なります。
エリオスペルマム・アフィルムは、冬に生育期を迎えます。生育期の間は、直射日光が当たるような、日当たりのいい場所で育ててください。休眠中の夏の間は、遮光した風通しのいい場所で管理し、雨にあたらないように気をつけてくださいね。
水やりは生育期なら、表土が乾いたら。休眠期なら断水気味にします。春に葉が枯れはじめたら水やりのペースを落とし、秋頃に徐々に水やりを再開しましょう。
※夏にお届けする商品は球根だけで葉は出ていません。
商品仕様
学名 | Eriospermum aphyllum IB10404 |
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原産地 | 南アフリカ |
育成型 | 冬型 |
開花期 | 10~2月 |
休眠期 | 6~10月 |
植替期 | 9~11月 |
育て方
主に秋から春の初めにかけて成長します。 夏の間は芋だけになって休眠します。