どうしてこんな姿に?ケープバルブ:アルブカ コンコルディアナの魅力とは?

珍奇中の珍奇として、今、話題沸騰中なのが、「ケープバルブ」という植物です。ケープバルブとは、おもに南アフリカの旧ケープ州で自生する球根植物のことをいいます。
その姿は、どれも奇妙でユニーク。どうしてこんな姿になった!?と疑問に思うほど、一般的に想像される草花からは、かけ離れた姿をしています。
今回はそんな珍奇植物のケープバルブから、とくに人気のアルブカ コンコルディアナをお届けします。
アルブカ コンコルディアナの螺旋状のカールは、もはや芸術的

Photo by Tenさん@GreenSnap ※写真は実際にお届けする商品とは異なります。
くるりとカールした葉が魅力のアルブカ。その中でも「コンコルディアナ」という品種は、幅広の葉を螺旋状にカールさせながら、上に伸ばしていく特徴があります。
もはや芸術的なコルコンディアナの姿は、まさに唯一無二の存在感。多肉植物にも塊根植物にもない、ケープバルブならではのユニークな葉をお楽しみください。
アルブカ コンコルディアナのクルクル葉っぱは、日差しから身を守るための進化

Photo by seridescent さん@GreenSnap ※写真は実際にお届けする商品とは異なります。
アルブカ コンコルディアは、なぜこんなユニークな姿になったのか。一説では、強い日差しから身を守るために、葉をくるくると伸ばして影をつくり、球根を守るための進化もといわれています。
そのため、アルブカ コンコルディアは日光が大好き。日当たりと風通しのいい場所で育てることで、葉がよくクルクルと巻くようになりますよ。
アルブカ コンコルディアナは、鉢によって印象もガラリと変わります
Photo by sunsun さん@GreenSnap ※写真は実際にお届けする商品とは異なります。
アルブカ コルコンディアナの、芸術的かつユニークな姿は、植える鉢によって印象がガラリと変わります。分球で増やしやすいので、いろんな鉢でいろんな表情を楽しむのもおすすめです。
たとえば、このお写真のようなネコの鉢に植えてみると、ポップでかわいらしい雰囲気が楽しめますよ。逆に手びねりの陶器鉢に植えれば、渋い雰囲気でかっこいい観葉植物になります。
アルブカ コンコルディアナは、春になると甘い香りのお花が咲きます

アルブカ コンコルディアナの魅力は、螺旋状の葉だけではありません。春頃になると、黄色と緑の複色がかわいらしい花を咲かせるんです。
花からは甘い香りもほのかに漂うので、楽しみに育ててみてください。花をつけたままにすれば、種も採取できるので、実生に挑戦してみてもいいかもしれませんね。
アルブカ コンコルディアナの育て方
育てやすさ:やや難しい★★☆☆☆
暑さに弱い 寒さにやや弱い 日向を好む春 | 夏 | 秋 | 冬 | |
水やり | 乾かし気味 | 乾かし気味 | 表土が乾いたらたっぷり | 表土が乾いたらたっぷり |
置き場所 | レースカーテン越しの日光 | レースカーテン越しの日光 | 直射日光 | 直射日光 |
アルブカ コンコルディアナは、夏は休眠し、冬に生育期を迎える、冬型の球根植物です。3~5度くらいの寒さまで耐えることができます。
水やりは生育期の間だけ、土が乾いたらあげるようにしましょう。夏の休眠期には地上部だけになります。群れを嫌うので、この時期は風通しの良い半日陰で水控えて管理します。秋の涼しくなる頃に葉が伸びてきたら、水やりを再開してください。
葉をクルクルにするには日によく当て風通しの場所に置きます。日に当てないと、途端に葉がだらしなくなってしまうので注意。部屋にいれてしまうと、枯れてしまうこともあります。
※夏にお届けする商品は球根だけで葉は出ていません。
アルブカ コンコルディアナの国内実生苗を、エリオクエストさんから直送します

お届けするアルブカ コルコンディアナは、高知県でケープバルブを生産・販売している、エリオクエストさんの国内実生苗です。
高知県は日照時間日本一。たっぷりと陽の光を浴びて、元気にクルクルと葉を巻いて育ったアルブカ・コルコンディアナを、エリオクエストさんから丁寧に梱包して直送します。
商品仕様
商品名 | アルブカ コンコルディアナ Albuca Concordiana |
原産地 | 南アフリカ |
難易度 | やや難しい |
育成型 | 冬型 |
開花期 | 10~2月 |
休眠期 | 6~9月 |
植替え | 9~11月 |
耐寒度 | 3~5度 |
注意事項
こちらの商品は現物配送ではございません。掲載している写真は商品一例ですので、あらかじめご了承ください。